憲法の三大義務

日本国憲法は国民に三つの義務を求めています。

  1. 第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
  2. 第二十七条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。
  3. 第三十条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。

義務は果たすものですが、どうしたら果たしたことになるのか?ですが、
  1. 第二十六条は普通教育を受けさせる事
  2. 第二十七条は勤労する事
  3. 第三十条は納税する事
です。
納税には民主主義(democracy)の考えが表現されます。democracyとは人民を意味するdemosと、統治を意味するkratiaからできた言葉で「人民統治(民主主義)」です。人民統治ですから納税も人民主導ですることになります。
人民手動で納税すること。これが申告納税です。加えて「自分の事は自分が一番わかる」のも事実なので、自分で申告したほうが効率が良いです。主たる税金である所得税、法人税、消費税は申告納税方式が採用されています。

私はこの「申告納税」をする事が憲法30条の納税の義務ではないか?と考えています。
多くの人は
申告→納税→税務調査→修正申告→更正処分→追徴課税
までが納税の義務だと考えているでしょうが、私はそうは思えません。税務調査の根拠にある「質問検査権」は、国税の職員に認められた権利であって、国民に求められる義務は規定されていない。(質問に答えなかったら罰則があるが、答えるか答えないかは国民に選択肢がある)

申告納税とは憲法の三大義務の一つなのです。文章を入力してください