起承転結 社長貸付金を零

BEFOREAFTER
社長貸付金1
社長貸付金ゼロ
場所東京都港区
日付
起承転結

相談事項検討事項等難易度

会社⇒社長への貸付金が多くて銀行から融資が受けられないと相談を受けた



会社⇒社長への貸付金が多くて銀行から融資が受けられないと相談を受けた

社長は現金で返せないのなら

 A現金以外で会社に売れるものはないか?例えば自宅を会社に売却して社宅として借りたら得ではないか?

 B会社の株式があるのであれば配当貰ったらどうか?

 C会社の株式を売却したらどうか

D 会社を退職して新設した親会社の社長になったらどうか(銀行は了解するか?)

A 売却にかかるコスト(譲渡益に対する税金・登録免許税・不動産取得税)は高額ではないか

B 配当限度額はいくらか?配当所得にかかる所得税は高額ではないか?

C 会社の株式を誰に売却するか①株式発行会社か②新設親会社か

D 退職所得に対する所得税住民税が高額ではないか
☆☆


①A②B③C④D⑤それぞれの組み合わせを検討する。会社役員とも協議し、金額負担が少なく現実的な選択として下記のようにした。


①新設会社を作る②社長⇒新設会社に株式をすべて売却する③株式発行会社⇒新設会社に配当④(配当金を源資として)新会社⇒社長に②の売却代金を支払う☆☆
追加情報
すべて完了するのには6か月から12か月必要です。
ただし、社長貸付金の成立を調べたところ、
①普通預金からお金を引き出し②費用の支払いをし③領収書等を無くした(つまり経費が計上されていない)
ことが主な理由で、これにより
・法人の利益を押し上げ(法人税増加)
・所得税増加(結②で株式売却に対する税金)と日々の怠慢による罰としては大きすぎる罰を受ける事となったことを説明した。

今までそういう説明を受けたことがないと悔しがっていたけれどこれから挽回できる人と思いました。