濁を清に変える

清濁併せ吞む・・・善いも悪いも受け入れる度量の大きい事
しかし、我々は国から預かった免許で仕事をしている以上国を裏切ることは出来ません。国を裏切ったら何屋さんかわからなくなります。

清濁併せのみたいですが、国は裏切れないため下記のように考えています。

例えば現金残高について下記の4つの会社に分かれます。
A・・・現金勘定が無い
B・・・現金残高が合っている
C・・・現金残高が間違えているけれど合わせようとしている
D・・・現金残高が間違えているけれど合わせる力が無い

・「現金が終われば会計の8割が終わる」と言われたほど、現金を管理し合わせるのは難しいです。
・また、複式簿記の性格上現金が10円合わなければ、利益が10円合わないのです。

そう考えると、「AとBしか選択肢が無いじゃん!!!」
そうかもしれませんが、実際にはCやDもあり得ます。




清濁併せ呑むだけじゃない。




清+濁 
清のみ
濁のみ
呑む
呑まない
①清濁併せ吞む
②精は飲むけど濁は飲まない
③濁だけはいないと思います
④清濁併せたら呑まない(②に近いか)
⑤少数派
⑥多数派(②に近いか)

①と②で比較すると①の方が偉く、②は小さい人間の様に見えますが、「濁を清に変える力」があれば①を②に変えられます。④を②に変える力も同じです。税理士制度が生まれた背景(戦後の混乱期)を考えると税理士には全てを②に変える力を求められていると確信しています。